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蕎麦屋ではないので☆なし, 割烹のランクを付けるには資金が不足
FUKADA Irvine California
    
    

日付 2003年9月20日
場所 カリフォルニア州アーバイン市

アメリカに滞在するようになって、特に日本食に関心を持つようになった。 誰でも同じだが、日本ではステーキだのイタ飯だのといっていても、海外へ出ると和食でなければ夜も陽も明けないという御仁が多い。 当方はどちらでもOKだが、余りにもカロリーが高く、これ以上太りたくないので洋食は食べないことにしている

最近近所に日本食のレストランが出来たので行ってみた。 手打ちザル蕎麦がメニューにあたったので注文してみた。 なんと皿にのってきた。 これは皿蕎麦だと文句を言ったことからここの親父と仲良くなった。 なんでも木製で拭いても乾かない食器は使っていけないという食品法があるのだそうだ。 そういえば、食品に素手で触れるのはお寿司だけだと聞いたことがある。 そのほかは手袋の着用が義務付けられているようだ。

関係ない話だが、お寿司がアメリカで特別扱いされている話を書く。 アメリカにもお寿司屋はたくさんあるが、手袋をはめて握っているお店はない。 特別に許可されている。 寿司飯に含まれて居る酢の効果なのだ。 知らない人に素手で握ってもらったお寿司を何のなめらいもなく食べている。 よく考えると不思議な話だ。 このほかにも寿司飯(シャリ)も常温で保管することが許されている。 冷蔵庫へ入れて保管させようという法律が出来かかったときもあったようだが、カリフォルニアの寿司組合が反対して、お流れになった。 そういえば、ネタは冷蔵庫に入っているが、シャリは一日中外においてある。 常温管理だ。

さて話をもどそう。 この店は蕎麦屋というより割烹に近い。 昼は定食屋だが夜は居酒屋というより割烹の方が分類としては合っている。 料理はかなり手の込んだ味付けをしている。 上総屋の一押しは茶碗蒸し、上さんの一押しは狸うどんだ。 ここの茶碗蒸しは、新潟にいきなりやという割烹の老舗があるが、そこの茶碗蒸しと比較できるほどである。 いきなりやのレベルはよく知らないが、そこの娘が大阪の吉兆に嫁いでいることで知られている。  FUKADAには時々変わった料理人が秋田からやってくる。 何でも秋田市内でヒマラヤ本店という店をやっているとかで、ヒマラヤ通で、そこに自生するキノコを集めてきて食べさせてくれる。 4000メートル以上は汚染はないので、世界一安全なキノコだということだ。 それも30種類以上のキノコを使ったスープは確かに体によさそうだ。 特に内臓には最適だろう。 この料理人のつくる料理はベジタリアン用の料理でもないようだ。 カロリーは少なく、コレステロールとか中性脂肪とか、医者へ行くとよく脅かされる単語とは無縁のようだ。 


FUDADAの女将である。 料理人が主催する食事会を司会する 月に2日のペースで秋田からやってきて、特別食事会を開催する。 材料は全て自参のヒマラヤ産キノコだ。
最近蕎麦がザルに乗ってくるようになった。しかし、皿の上になければならないらしい。蕎麦は更科系だ、確かに手打ちである。 新潟の料理人が特別な製法で醸造した酒、「おさげっこ」を飾った蕎麦工房。
女将である。 女将のイメージはどっぷりしていて貫禄があるのが普通だが、少なくともどっぷりはしていない。 しかし、肝っ玉母さんであるらしい。 秋田の料理人とFUKADA夫妻である。 ご主人は日本で音楽関係の仕事をしていたそうだ。あちこち美味しいものを食べ歩いた経験があるに違いない。そんな片鱗を見せる料理がでる。


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